〜錯覚のお話〜

 

 人間の眼は、正常であるにも関わらず、実際とは異なる知覚を得てしまうことがあります。

 

 これを「錯覚」と言います。錯覚を利用したアートを「錯視」と呼び、皆さんも一度は目にしたことがあるかと思います。騙し絵とも呼ばれます。

 

 例えば左の図の升が歪んで見えるのなら、あなたの眼は正常です。実際の図形は歪んでいません。これこそが人の眼の「錯覚」なのです。

 イタリアの「ピサの斜塔」です。右の写真が、左の写真よりも右に傾いて見えるのであれば、あなたの眼は正常です。実際は二つの写真は全く同じ物ですが、これもまた人の眼の「錯覚」により、右の写真の方がより傾いて見えるのです。


チェッカーシャドー錯視

AとBは同じ色です。

同じ色の長方形でAとBをつないだものです。


 有名な、マサチューセッツ工科大学の視覚科学の教授エドワード・エーデルソン氏の錯覚です。答えを先に言うと、AとBの升の色は全く同じです。
 

 にわかには信じられないでしょう?だとしたら、あなたの目は正常です。これは「チェッカーシャドー錯視」という錯覚を用いた騙し絵です。

 

Edward H. Adelson

http://persci.mit.edu/people/adelson


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